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【公認会計士が徹底解説】損益計算書(P/L)と貸借対照表(B/S)の読み方・作り方がスッキリわかる!

Sato

Sato/公認会計士/ あずさ監査法人、税理士法人、コンサルファームを経て独立。 IPO支援・M&Aを専門とし、企業の成長を財務面からサポート。 このブログでは、実務に役立つ会計・税務の知識を分かりやすく解説しています。

はじめに:会社の「成績表」と「健康診断書」を読み解こう

簿記の学習、お疲れ様です。日々の仕訳や勘定科目の暗記に追われていると、「一体、自分は何のためにこれを学んでいるのだろう?」と、ふと疑問に思う瞬間があるかもしれません。その答えが、今回ご紹介する「損益計算書(P/L)」と「貸借対照表(B/S)」にあります。これらは、簿記の一連の手続き(簿記一巡の手続き)の最終ゴールであり、あなたが学んでいる「ビジネスの言語」を使って書かれた、最も重要な報告書なのです 。  

この2つの書類を、身近なものに例えてみましょう。

  • 損益計算書(P/L):会社の「成績表」です。一定期間(通常は1年間)に、どれだけ儲けて(収益)、どれだけお金を使ったか(費用)、そして最終的にどれくらいの利益が出たか(利益)を示すものです 。  
  • 貸借対照表(B/S):会社の「健康診断書」です。ある特定の日(決算日)に、会社がどれくらいの財産(資産)を持っていて、どれくらいの借金(負債)があるのか、その財政状態をスナップ写真のように見せてくれます 。  

多くの初学者がつまずくのは、この2つの書類を全く別々のものとして暗記しようとすることです。しかし、実はこの「成績表」と「健康診断書」には、切っても切れない深い関係、いわば「黄金のつながり」が存在します。今年の成績(P/Lの利益)が、来年の健康状態(B/Sの財産)にどう影響するのか。その物語のつながりこそが、会計の最も面白く、そして重要な部分なのです。

この記事では、公認会計士である私が、簿記初学者の方でも「スッキリわかる!」を実感できるよう、以下のステップでP/LとB/Sの世界をナビゲートします。

  1. まず「健康診断書」である貸借対照表(B/S)の構造を理解する。
  2. 次に「成績表」である損益計算書(P/L)の仕組みを学ぶ。
  3. そして、両者をつなぐ「黄金のつながり」を発見する。
  4. 最後に、簿記3級の試験で問われるP/L・B/Sの作り方を実践的にマスターし、本物の会社の決算書を読み解いてみます。

この記事を読み終える頃には、あなたは単なる簿記の学習者から、ビジネスの言語を操り、会社のストーリーを読み解ける分析者への第一歩を踏み出しているはずです。

表1:損益計算書と貸借対照表の概要

特徴損益計算書 (P/L)貸借対照表 (B/S)
目的一定期間の経営成績を報告する  一時点の財政状態を報告する  
時間軸一定期間(例:4/1~3/31)のフロー情報  一時点(例:3/31時点)のストック情報  
主な構成要素収益、費用、利益  資産、負債、純資産  

貸借対照表(B/S)徹底解説:会社の財産と安定性がわかる「健康診断書」

まずは、会社の財政状態を示す「健康診断書」、貸借対照表(B/S)から見ていきましょう。B/Sは「Balance Sheet(バランス・シート)」の略です。その名の通り、左右の金額が必ずバランス(一致)するようになっています。

B/Sのコアコンセプト:ある一時点のスナップ写真(ストック)

B/Sが示すのは、決算日という「ある一時点」における会社の財産の状態です 。例えば、「2025年3月31日時点の貸借対照表」は、その日の営業がすべて終わった瞬間の財産状況をピタッと静止させて撮影した一枚のスナップ写真のようなものだとイメージしてください 。昨日でもなく、明日でもない、まさにその日その瞬間の姿なのです。  

B/Sの絶対ルール:貸借対照表等式

B/Sには、絶対に揺るがない鉄のルールがあります。それが、以下の「貸借対照表等式」です。

資産=負債+純資産

この式を、もっと分かりやすく解釈してみましょう。

  • 左側(借方):資産
    • 会社が持っている財産の一覧です。これは、集めたお金を「何に使っているか(運用形態)」を示しています。例えば、現金、銀行預金、商品、建物、機械などがこれにあたります。
  • 右側(貸方):負債と純資産
    • 左側の資産を形成するために、「どこからお金を集めてきたか(調達源泉)」を示しています。

つまり、B/Sは「どうやってお金を集めて(右側)、そのお金を何に変えて持っているか(左側)」を一覧にした表なのです。集めてきたお金と、その使い道が一致するのは当然ですよね。だから、左右の合計金額は必ずバランスするのです 。  

B/Sの3つの構成要素

では、B/Sを構成する3つのグループ「資産」「負債」「純資産」を、具体的な勘定科目とともに見ていきましょう。

  • 資産の部(左側):会社のプラスの財産
    • 会社が保有するすべての財産です。1年以内に現金化できるか否かで、さらに2つに分類されます 。
      • 流動資産:1年以内に現金になる予定の資産。現金、預金、売掛金(後で代金を受け取る権利)、商品など。
      • 固定資産:長期間にわたって会社が使用する資産。建物、土地、機械、車両運搬具など。
  • 負債の部(右側):他人からのお金(返済義務あり)
    • いずれ返さなければならない、いわば会社の借金です。これも1年以内に返済期限が来るか否かで分類されます 。
      • 流動負債:1年以内に支払う義務のある負債。買掛金(後で代金を支払う義務)、短期借入金など。
      • 固定負債:支払期限が1年より後になる負債。長期借入金、社債など。
  • 純資産の部(右側):自分のお金(返済義務なし)
    • 資産の総額から負債の総額を差し引いた、正味の財産です。これは株主が出したお金や、会社が過去に稼いだ利益の蓄積であり、返済する必要のない「純粋な自己資本」です 。
      • 資本金:株主が出資してくれた元手のお金。
      • 繰越利益剰余金:会社が設立されてから現在までに稼いできた利益の累積額。後ほど説明するP/Lとの「黄金のつながり」の主役です。

B/Sの構造を理解すると、単なる数字の羅列が、その会社のビジネスモデルを語るストーリーに見えてきます。例えば、巨大な工場を持つ製造業なら「固定資産」の割合が大きくなりますし、多くの商品を仕入れて販売する小売業なら「流動資産」の中の「商品」勘定が大きくなります。このように、B/Sの構成比を見るだけで、その会社が何をして稼いでいるのか、そのビジネスの特性まで読み解くことができるのです。

損益計算書(P/L)徹底解説:1年間の儲けがわかる「成績表」

次に、会社の経営成績を示す「成績表」、損益計算書(P/L)です。P/Lは「Profit and Loss Statement」の略で、その名の通り、利益(Profit)と損失(Loss)を計算するための書類です。

P/Lのコアコンセプト:一定期間の物語(フロー)

B/Sが「一時点」のスナップ写真だったのに対し、P/Lは「一定期間」の活動を記録したビデオのようなものです 。例えば、「2024年4月1日から2025年3月31日まで」という1年間に、会社がどれだけの収益を上げ、そのためにどれだけの費用を使い、結果としてどれだけの利益を残したか、という一連の経済活動の物語を示します。  

P/Lの基本構造:利益は5つのステップで計算される

P/Lの基本式は非常にシンプルです。

利益=収益−費用

しかし、実際のP/Lでは、利益を5つの段階に分けて計算します。この「5つの利益」を理解することが、P/Lを深く読み解く鍵となります。なぜなら、それぞれの利益が、会社の異なる側面の収益性を教えてくれるからです 。  

  1. 売上総利益(粗利):商品・サービスの基本的な儲け
    • まず、本業の売上である「売上高」から、その商品を仕入れるのにかかった「売上原価」を差し引きます。これが売上総利益で、その商品やサービスが持つ根本的な収益力を示します。
  2. 営業利益:本業での儲け
    • 売上総利益から、商品を売るための活動や会社を運営するためにかかった経費(給料、家賃、広告宣伝費など)である「販売費及び一般管理費(販管費)」を差し引きます。これが営業利益で、会社が本業でどれだけ効率よく稼いでいるかを示す、最も重要な利益の一つです。
  3. 経常利益:会社全体としての通常の儲け
    • 営業利益に、本業以外の財務活動などで得た「営業外収益」(受取利息など)を加え、「営業外費用」(支払利息など)を差し引きます。これが経常利益で、会社の通常の活動全体での収益力を示します。
  4. 税引前当期純利益:税金を払う前の最終利益
    • 経常利益に、その期だけの特殊な事情で発生した「特別利益」(固定資産の売却益など)を加え、「特別損失」(災害による損失など)を差し引きます。これが税引前当期純利益です。
  5. 当期純利益:最終的に会社に残った儲け
    • 税引前当期純利益から、「法人税、住民税及び事業税」を差し引いたものが、最終的な利益である当期純利益です。これが、この1年間の会社の最終的な「成績」となります。

この利益の階段を一段ずつ下りながら分析することで、会社の強みと弱点が浮かび上がってきます。例えば、売上総利益は高いのに営業利益が低い会社があれば、それは「商品力はあるが、人件費や広告費などのコスト管理に課題があるかもしれない」という仮説が立てられます。このように、P/Lは単なる結果報告書ではなく、会社の経営状態を診断するための優れたツールなのです。

最重要!P/LとB/Sの「黄金のつながり」を理解する

さあ、ここがこの記事のクライマックスです。これまで別々に見てきたP/LとB/Sが、どのように結びついているのかを解き明かしましょう。この「黄金のつながり」を理解すれば、あなたの簿記に対する理解は飛躍的に深まります。

結論から言うと、損益計算書(P/L)で計算された最終利益である「当期純利益」は、貸借対照表(B/S)の純資産の部にある「繰越利益剰余金」に加算されます 。  

これは一体どういうことでしょうか?非常にシンプルな例で考えてみましょう。

あなたの個人の家計を想像してください。

  • 1年間の給料(収益)から、生活費(費用)を引いた残りが、年間の貯金額(当期純利益)です。これはあなたの1年間の「P/L」です。
  • さて、その年間貯金額はどこへ行くでしょうか?消えてなくなるわけではありませんよね。それは、あなたの銀行口座の預金残高にプラスされます。
  • この銀行口座の預金残高が、あなたの「B/S」における「純資産」のようなものです。

会社も全く同じです。P/Lで稼いだ1年分の利益(当期純利益)は、会社の財産として内部に蓄積されます。その蓄積場所が、B/Sの純資産の部にある「繰越利益剰余金」なのです。

つまり、 (期末のB/Sの純資産)=(期首のB/Sの純資産)+(当期のP/Lの当期純利益) という関係が成り立ちます。

このつながりが意味することは非常に重要です。日々の営業活動の成果(P/L)が、会社の長期的な財産(B/S)を少しずつ、しかし着実に築き上げていくのです。利益を出し続ける会社は、B/Sの純資産がどんどん厚くなり、財務的にどんどん強固な(健康な)会社になっていきます。

投資家が決算発表で「当期純利益」の数字に一喜一憂するのは、この「黄金のつながり」を知っているからです。今年の利益が、会社の財産を増やし、未来の成長の源泉となり、ひいては株価にも影響を与えることを理解しているのです。このつながりを理解することは、単なる簿記のルールを超え、ビジネスの成長の仕組みそのものを理解することに繋がります。

実践編:P/LとB/Sを作ってみよう(簿記3級 第3問対策)

それでは、いよいよ学んだ知識を使って、実際にP/LとB/Sを作成してみましょう。これは、日商簿記3級試験の第3問で出題される総合問題の対策に直結します 。第3問は配点が35点と高く、ここを得点源にすることが合格への鍵となります 。  

第3問では通常、「決算整理後残高試算表」が与えられ、そこからP/LとB/Sを作成するよう求められます 。  

ステップ1:決算整理後残高試算表からスタート

まず、以下のような「決算整理後残高試算表」が問題用紙にあると想像してください。これは、期中の取引と決算整理仕訳がすべて反映された、勘定科目の残高一覧表です。

(例)決算整理後残高試算表

勘定科目借方貸方
現金500
売掛金300
商品200
建物1,000
買掛金400
借入金600
資本金800
繰越利益剰余金100
売上2,000
仕入1,200
給料500
家賃200
合計3,9003,900

ステップ2:勘定科目をP/LグループとB/Sグループに仕分ける

ここからが本番です。しかし、やることは非常にシンプル。この試算表の勘定科目を、「収益・費用」のP/Lグループと、「資産・負債・純資産」のB/Sグループに仕分けるだけです。まさに、整理整頓のパズルのような作業です。

  • P/Lグループ(収益・費用):売上、仕入、給料、家賃
  • B/Sグループ(資産・負債・純資産):現金、売掛金、商品、建物、買掛金、借入金、資本金、繰越利益剰余金

ステップ3:損益計算書(P/L)を作成し、当期純利益を計算する

次に、P/Lグループの勘定科目を損益計算書のフォーマットに転記します。

損益計算書

費用収益
仕入1,200売上2,000
給料500
家賃200
当期純利益100
合計2,000合計2,000

収益の合計(2,000)から費用の合計(1,200 + 500 + 200 = 1,900)を差し引くと、当期純利益は100となります。この「当期純利益 100」が、B/Sとの架け橋になる重要な数字です。

ステップ4&5:貸借対照表(B/S)を作成し、「黄金のつながり」を完成させる

最後に、B/Sグループの勘定科目を貸借対照表のフォーマットに転記します。そして、最も重要なステップとして、ステップ3で計算した「当期純利益 100」を「繰越利益剰余金」に加算します。

貸借対照表

資産負債・純資産
現金500(負債)
売掛金300買掛金400
商品200借入金600
建物1,000(純資産)
資本金800
繰越利益剰余金200
(期首100 + 当期純利益100
資産合計2,000負債・純資産合計2,000

見てください!資産の合計(2,000)と、負債・純資産の合計(400 + 600 + 800 + 200 = 2,000)が、見事に一致しました。これが、P/LとB/Sが正しく作成できた証拠です。

第3問を前にして多くの受験生がプレッシャーを感じますが、実は恐れる必要はありません。必要な数字はすべて「決算整理後残高試算表」に揃っており、この問題は複雑な計算力よりも、「勘定科目を正しく分類し、決められた場所に配置する能力」を試しているのです。

応用編:本物の決算書を読んでみよう!任天堂のP/L・B/S分析

理論と作り方をマスターしたところで、最後に本物の会社の決算書を覗いてみましょう。ここでは、世界的に有名なゲーム会社である任天堂株式会社を例に、これまで学んだ知識がどのように活かせるかを見ていきます。

本物の決算書の探し方

上場企業の決算書(正式には「有価証券報告書」といいます)は、金融庁の「EDINET」というウェブサイトで誰でも無料で見ることができます 。  

  1. EDINETのウェブサイトにアクセスします。
  2. 「書類検索」メニューを選びます。
  3. 提出者名の欄に「任天堂」と入力して検索します。
  4. 最新の「有価証券報告書」をクリックすれば、詳細な決算情報が閲覧できます。

ケーススタディ:任天堂株式会社の決算書を読み解く

以下は、任天堂の実際の決算書の数値を、分かりやすく簡略化したものです 。単位は百万円なので、実際の金額はその100万倍です。数字の大きさに圧倒されるかもしれませんが、構造は先ほど学んだものと全く同じです。  

表2:任天堂株式会社 簡易財務諸表(2025年3月期)

損益計算書 (P/L) の抜粋金額(百万円)
売上高1,164,922
売上総利益710,168
当期純利益278,807
貸借対照表 (B/S) の抜粋金額(百万円)
総資産3,398,515
(うち現金及び預金等)(1,586,275)
総負債674,188
純資産2,724,327

公認会計士の視点から読み解くと…

このシンプルな表から、公認会計士はどのようなストーリーを読み解くでしょうか。

  • B/Sからわかる驚異的な財務安定性
    • まずB/Sを見てみましょう。「総資産」が約3.4兆円あるのに対し、「総負債」は約0.7兆円しかありません。つまり、会社の財産のほとんど(純資産の割合、自己資本比率は約80%)が返済不要の自己資本で賄われていることを意味します。これは、極めて財務的に安定している「健康優良企業」である証拠です。
    • さらに資産の中身を見ると、「現金及び預金等」が約1.6兆円と、総資産の半分近くを占めています。この潤沢な現金は、単なる過去の実績ではありません。これは任天堂の「未来の選択肢の多さ」を物語っています。借金に頼ることなく、新しいゲーム機開発のような大規模で長期的な投資を大胆に行えるという、他社にはない強力な競争優位性そのものなのです。
  • P/Lからわかる高い収益性と成長の源泉
    • 次にP/Lです。「売上高」に対して「売上総利益」の割合(売上総利益率)が非常に高いことがわかります。これは、ゲームソフトやキャラクタービジネスといった主力事業の利益率が非常に高いことを示しています。
    • そして、このP/Lで生み出された莫大な「当期純利益」約2,788億円が、先ほどのB/Sの純資産をさらに積み上げ、潤沢な現金をさらに増やす原動力となっているのです。まさに「黄金のつながり」が、企業の成長をドライブしている様子が見て取れます。

このように、P/LとB/Sの構造とつながりを理解することで、単なる数字が企業の戦略や強み、未来の可能性を語るストーリーへと変わるのです。

まとめ:ビジネスの言語をマスターして、未来の可能性を広げよう

今回は、簿記学習の最終ゴールである損益計算書(P/L)と貸借対照表(B/S)について、その読み方、作り方、そして両者の最も重要な関係性を解説しました。

最後に、重要なポイントをもう一度おさらいしましょう。

  • 貸借対照表(B/S)は、ある一時点の財政状態を示す「健康診断書」(ストック)です。
  • 損益計算書(P/L)は、一定期間の経営成績を示す「成績表」(フロー)です。
  • そして、両者をつなぐ「黄金のつながり」とは、P/Lで稼いだ当期純利益が、B/Sの純資産(繰越利益剰余金)を増やす、という関係性のことです。

この2つの財務諸表を読み解く力は、単に簿記3級の試験に合格するためだけのものではありません。経理や財務の専門職はもちろん、営業職や企画職であっても取引先の経営状況を分析したり、個人として株式投資の判断をしたりと、あらゆるビジネスシーンであなたの強力な武器となります 。  

あなたが今、一つひとつ学んでいる仕訳の知識が、最終的にどのようにしてこの壮大な企業の物語を描き出すのか。その全体像を常に意識することで、日々の学習はより深く、より面白いものになるはずです。ぜひ、ビジネスの言語をマスターして、あなたの未来の可能性を大きく広げてください。

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Sato/公認会計士/ あずさ監査法人、税理士法人、コンサルファームを経て独立。 IPO支援・M&Aを専門とし、企業の成長を財務面からサポート。 このブログでは、実務に役立つ会計・税務の知識を分かりやすく解説しています。

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