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【簿記3級】過去問と予想問題でまだ迷う?合格者が絶対にやらない失敗と正しい使い分けを会計士が解説

Sato|元・大手監査法人公認会計士が教える会計実務!

Sato|公認会計士|
あずさ監査法人、税理士法人、上場会社経理、コンサルファームを経て独立。
IPO支援・M&A及び上場会社経理業務を専門とし、企業の成長を財務面からサポート。
このブログでは、実務に役立つ会計・税務・株式投資のノウハウを分かりやすく解説しています。
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ポイント

  • 試験直前期の勉強法に迷っている方
  • 過去問と予想問題の使い分けを知りたい方
  • 効率的な学習計画を立てたい受験生
  • 最後の追い込みでライバルに差をつけたい方

はじめに:最後の1週間が合否を分ける!あなたの努力を「合格」に変えるために

簿記3級の試験日がいよいよ目前に迫ってきましたね。テキストを何度も読み返し、たくさんの仕訳問題を解いてきたことでしょう。しかし、多くの受験生が直前期に「あと何をすればいいんだろう…」という不安に駆られます。

こんにちは、公認会計士のSatoです。これまで数多くの受験生を見てきましたが、断言できることがあります。それは、試験直前期の過ごし方こそが、これまでの努力を「合格」という結果に変えるための最後の、そして最も重要なカギであるということです。

この時期にがむしゃらに新しいことを詰め込んでも、知識は定着しません。大切なのは、今持っている力を最大限に引き出し、本番で70点以上を確実に取るための「戦略」です。

この記事では、公認会計士の視点から、簿記3級試験の直前期に特化した「ラストスパート術」を具体的にお伝えします。

  • 「何を」「どこまで」やるべきかという学習の絞り込み方
  • 過去問と予想問題を120%活用する技術
  • 合否を分けるケアレスミスを防ぐ具体的な方法
  • 試験前日・当日の最適な過ごし方

この記事を読み終える頃には、あなたは直前期の不安から解放され、「これなら合格できる!」という自信を持って本番に臨めるようになっているはずです。さあ、一緒に最後の総仕上げを始めましょう!

sato
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簿記3級最短合格シリーズ(全10回)について、これまでに記載した記事はこちらになります。

第1章:ラストスパートの基本戦略「捨てる勇気」を持つ

試験直前期、最もやってはいけないのが「あれもこれも」と手を広げることです。今、あなたに必要なのは「足す」ことではなく「固める」こと。そして、そのためには「捨てる勇気」が不可欠です。

1-1. 目標は「満点」ではなく「合格点(70点)」

まず、意識を根本から変えましょう。目指すのは100点満点ではありません。70点以上を取れば合格なのです 。完璧を目指すあまり、苦手な論点に時間を使いすぎて得意な分野で点を落とすのが、最ももったいない失格パターンです。  

直前期は、「確実に解ける問題を、絶対に落とさない」練習に集中しましょう。

1-2. インプットからアウトプットへ切り替える

この時期にテキストを1ページ目から読み返すのは非効率です。学習の中心を、知識を覚える「インプット」から、問題を解く「アウトプット」へと完全にシフトさせましょう 。  

具体的には、以下の3つのツールを使い倒します。

  1. 過去問題集:出題傾向と時間配分を体に叩き込むための最重要ツール。
  2. 予想問題集:初見の問題への対応力を養うための補助ツール。
  3. 間違いノート:自分の弱点を克服するための最強の個人カルテ。

この3つ以外の教材に手を出す必要は一切ありません。

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簿記3級の勉強法は「インプット3割:アウトプット7割」。簿記3級の具体的な勉強法についての詳細記事はこちらで。

第2章:最強の武器「過去問」を120%活用する技術

過去問は、単なる力試しではありません。出題者の意図を読み解き、本番での戦い方をシミュレーションするための最高のトレーニング教材です。

2-1. 「直近3~5回分を3周」が黄金ルール

簿記3級の出題傾向を掴むには、直近3~5回分の過去問題を最低3周するのが最も効果的です 。2019年に出題範囲が大きく変更されているため、あまりに古い過去問は現在の傾向と合わない可能性があるので注意しましょう 。  

  • 1周目:時間を気にせず、まずは自力で解いてみる。解けなくても解説をじっくり読み、解き方を理解する。
  • 2周目:本番と同じ60分を計って解く(タイムアタック)。時間内に解ききる感覚を養う。  
  • 3周目:2周目で間違えた問題や、時間がかかった問題を重点的に解き直し、弱点を完全になくす。

2-2. 本番で勝つための「時間配分」と「解く順番」

簿記3級は60分という短い時間との戦いです。以下の戦略的な時間配分と解答順序を、過去問演習の段階から徹底しましょう。

【推奨される解答順序と時間配分】

解く順番大問配点目標時間攻略ポイント
1番目第1問(仕訳問題)45点15~20分最も配点が高く、得点源。ここで勢いをつける。
2番目第3問(決算問題)35点20~25分総合力が問われるが、パターンは決まっている。落ち着いて取り組む。
3番目第2問(個別問題)20点10~15分対策が難しく配点が低い。深追いせず、解ける問題で部分点を狙う 。  
最後見直し5分計算ミスや転記ミスがないか最終チェック。

この「1→3→2」という順番は、多くの合格者が実践している最も効率的な戦略です 。配点の高い問題から確実に押さえることで、精神的にも余裕が生まれます。  

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2-3. 「間違いノート」で弱点を"見える化"する

過去問を解いて最も重要なのが、間違えた問題の徹底的な分析です。そのために絶大な効果を発揮するのが「間違いノート」 。  

【間違いノートの作り方(例)】

  • 日付と問題番号:いつ、どの問題を間違えたか。
  • ミスの内容:単純な計算ミスか、論点自体の理解不足か。「問題文を読み間違えた」「減価償却の月割計算を忘れた」など具体的に書く。
  • 正しい解き方:なぜその仕訳になるのか、ポイントを簡潔にまとめる。
  • 次への対策:「問題文の『期中取得』に丸をつける」「電卓はカンマを意識して打つ」など、具体的な行動目標を書く。

このノートは、あなただけのオリジナル参考書になります。試験直前に見返すことで、「自分はこういうミスをしやすい」と意識でき、本番での同じ過ちを防ぐことができます 。  

第3章:「予想問題集」は使うべき?公認会計士のホンネ

「過去問だけでは不安。予想問題集もやった方がいい?」という質問をよく受けます。結論から言うと、優先順位は圧倒的に過去問が上です。

予想問題集は、あくまで過去問を完璧に仕上げた上で、初見の問題に対応する練習や、最後の実力試しとして使うのが効果的です 。  

選ぶ際は、大手専門学校(TACなど)が出版している、信頼性の高いものを選びましょう 。特に、最近主流の  

ネット試験(CBT方式)に対応した模擬試験プログラムが付いているものがおすすめです 。ネット試験はPCでの入力操作に慣れが必要なため、事前に体験しておくことが非常に重要です。  

第4章:論点別・直前期の最終チェックリスト

ここでは、各大問で「ここだけは絶対に落とせない」という最重要ポイントを最終確認します。

  • 第1問:仕訳問題(目標:36点以上/45点)
    • すべての基本。ここでの失点は致命的です。
    • 頻出論点(現金過不足、固定資産、手形、電子記録債権、法人税、消費税など)の仕訳が瞬時に頭に浮かぶか確認しましょう 。  
    • 特に、証憑(領収書や請求書)から仕訳を起こす問題は最近のトレンドなので、必ず練習しておきましょう 。  
  • 第2問:個別問題(目標:10点以上/20点)
    • 深追いは禁物。満点を狙う必要はありません 。  
    • 勘定記入補助簿の選択といった典型的な問題の解き方だけでも再確認しておきましょう 。  
    • 用語の穴埋め問題など、知識だけで解ける問題が出たらラッキー問題です。確実に得点しましょう。
  • 第3問:決算問題(目標:28点以上/35点)
    • 精算表や財務諸表の作成問題。手順は毎回ほぼ同じです。
    • 決算整理仕訳がカギを握ります。以下の項目は暗記するレベルで完璧に仕上げましょう 。
      • 売上原価の算定(しーくり、くりしー)
      • 貸倒引当金の設定(差額補充法)
      • 減価償却費の計算(特に月割計算)
      • 費用・収益の前払・未払・前受・未収
      • 貯蔵品の振替

第5章:ケアレスミス撲滅!合格を逃す「うっかり」を防ぐ技術

実力があるのにケアレスミスで不合格になる…これほど悔しいことはありません。以下のミスは誰にでも起こり得ます。対策を徹底しましょう。

  • よくあるミスと対策
    1. 問題文の読み飛ばし
      • 原因:焦り。「~振出の小切手を受け取った」と「小切手を振り出して支払った」など、一文字違うだけで仕訳は全く逆になります。
      • 対策:問題文の重要なキーワード(日付、勘定科目、取引の主体など)に、ペンで印をつけるつもりで指差し確認する 。  
    2. 電卓・桁の間違い
      • 原因:入力ミス、ゼロの数の間違い。
      • 対策:電卓を打つ際は、ディスプレイをしっかり見て確認する。金額が大きい場合は、3桁ごとにカンマを打つ癖をつけると桁の間違いが激減します 。  
    3. 転記・解答のミス
      • 原因:計算は合っているのに、解答用紙の違う欄に書いてしまう。勘定科目の漢字を間違える。
      • 対策:下書き用紙から解答欄へ転記する際は、一行ずつ指で追いながら確認する 。少しでも不安な漢字は、問題用紙に記載されている勘定科目名を正確に書き写す。  

これらのミスは、「注意する」という意識だけでは防げません。「指差し確認」「カンマ打ち」といった物理的な行動を伴う対策を、日頃の演習から習慣づけることが大切です。

第6章:試験前日・当日の過ごし方でパフォーマンスを最大化する

最後の仕上げは、心と体のコンディションを整えることです。

【試験前日】

  • 新しい問題は解かない:不安になるだけです。今まで使ってきたテキストや「間違いノート」をパラパラと見返す程度にしましょう 。  
  • 持ち物の最終確認:受験票、身分証明書、筆記用具、そして電卓!電卓がなければ戦えません。予備の電池もあれば万全です 。  
  • 会場までのルート確認:交通機関や所要時間を調べておき、当日の朝慌てないようにしましょう 。  
  • 早めに就寝する:徹夜は絶対にNG。最高のパフォーマンスは、十分な睡眠から生まれます 。  

【試験当日】

  • 余裕を持って起床・出発:いつもより少し早めに起き、落ち着いて朝食をとりましょう。会場には30分前には到着しておくと安心です。
  • 試験直前の過ごし方:会場に着いたら、まずトイレの場所を確認。席に着いたら、持参した「間違いノート」を最後に見返し、深呼吸をしてリラックスしましょう 。ポジティブな自己暗示も効果的です。「自分はこれだけやったんだから大丈夫」と心の中で唱えましょう。  

おわりに:自信を持って、いざ本番へ!

ここまでこの記事を読んでくれたあなたは、直前期に何をすべきか、もう明確にわかっているはずです。

簿記3級の試験は、決して難しい試験ではありません。しかし、正しい努力を正しい方法で積み重ねた人だけが、合格という栄冠を手にすることができます。あなたがこれまで費やしてきた時間は、決して裏切りません。

試験開始の合図が鳴ったら、深呼吸を一つ。そして、練習通りに、一問一問、丁寧に解き進めてください。

あなたの挑戦を心から応援しています!

よくある質問(Q&A)

試験直前期は「過去問」と「予想問題」、どちらを優先すべきですか?

結論として、過去問を最優先すべきです。過去問は出題傾向、問題形式、時間配分を最も正確に把握できる最高の教材です 。予想問題は、過去問を完璧にした後、新しい問題への対応力や時間管理の最終チェックとして活用するのが効果的です 。  

予想問題だけをやるのは危険ですか?

はい、非常に危険です。予想問題はあくまで「予想」であり、実際の試験の傾向とズレる可能性があります。過去問で固めた基礎がないまま予想問題に頼ると、本番で全く対応できない事態になりかねません。必ず過去問を学習の軸に据えてください。

過去問は何年分解くのが理想ですか?

志望する試験の難易度や傾向の変化によりますが、最低でも3〜5年分は必須です。可能であれば7〜10年分を繰り返し解き、出題パターンを完全に体に染み込ませることが合格への近道です。


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スクールによって講義の雰囲気やテキストの図解、サポート体制は驚くほど異なります。まずは気になった2〜3社の資料をまとめて取り寄せて、手元でじっくり比較してみましょう。実際の教材見本や合格体験記を並べてみることで、「ここなら続けられる!」というあなたにぴったりのパートナーが必ず見つかるはずですよ!


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